令和元年度の国民年金の現年度納付率は76.3%と公表されました

令和元年度の国民年金の現年度納付率は76.3%と公表されました

令和2年6月29日に厚生労働省より次のように令和元年度の国民年金の加入・保険料納付状況の発表がありました。

1.国民年金の加入条件について(令和元年度末現在)

20歳以上60歳未満の方は国民年金保険に加入が義務づけられておりますが、令和元年度末現在では6,759万人が加入しております。また、被保険者区分毎の加入状況は次のようになっております。

被保険者区分加入人数加入者職種区分
第1号被保険者1,453万人
(30年度末1,471万人)
自営業等や任意加入者が加入
第2号被保険者4,485万人
(30年度末4,428万人)
サラリーマンや共済組合加入者が加入
第3号被保険者820万人
(30年度末847万人)
サラリーマンや共済組合の被扶養配偶者が加入

 

2.国民年金保険料の納付率について(令和元年度末現在)

(1)保険料を納めるべき納付対象者状況

〇 納付率(単位:%)
平成29年度末平成30年度末
(対前年度比)
平成元年度末
(対前年度比)
平成29年度分保険料66.3473.44(+7.1)76.31(+2.87)
平成30年度分保険料 ―68.1274.95(+6.83)
平成元年度分保険料 ― ―69.25
(2)保険料の納付を要しない全額免除者等の状況
平成31年3月末現在令和2年3月末現在対前年同期増減幅
全額免除割合39.5%40.6%+1.1%
※全額免除割合…全額免除者等(法定免除者、申請全額免除者、学生納付特例者、納付猶予者)の人数の第1号被保険者に占める割合。

〇令和元年度の国民年金の加入・保険料納付状況の詳細については下記にてご覧ください
令和元年度の国民年金の加入・保険料納付状況について(PDF:755KB)

(厚生労働省公表資料に基づく)

今回の「年金制度のポイント」には、令和2年5月29日に成立した年金制度改正法の内容も反映されています。
これに、伴い「年金なび」の「公的年金の給付」→「令和元(2019)年度標準的な年金額一覧」が令和元年度の標準的な年金額に変更されています。
詳しくは「年金なび」→「年金制度のしくみ」→「年金額の目安」をご覧ください。

また、「令和2年度 年金制度のポイント」の詳細をご覧になりたい場合は、下記をクリックするか、厚生労働省のホームページで「年金・日本年金機構関係」をクリックし、右サイドに表示されています「令和元年度 年金制度のポイント」をクリックすればご覧になれます。

■令和2年度年金制度のポイント
印刷用[PDF形式:5,191KB]

STAFF

    コメントは受け付けていません。